1) スキーシーズン
チリのスキー場は外人が多いです。サンティアゴ近郊のバイエ・ネヴァード（雪の谷と言う意味です）の場合、今シーズン75％のスキー客が外人とか。主にブラジルとアメリカから。
今年は雪が多いらしく9月末か10月始めまでスキーが楽しめるらしい。とにかくスキー客が増加し、スキー場によっては何と昨年対比50％の混みようとか。
スキー場のあるのはアンデス山脈の中ですが、第5州のロス・アンデス市の近くで病気のコンドルが多数見つかりました。20数羽が助け出され、近くの獣医に見てもらったところ、菌のある水を飲んだのか、毒性の化学薬品を食べたものと見られました。一部はサンティアゴの動物園に送られ、介護を受けたところ多数が元気になった模様。無敵に見えるコンドルも自然界を汚す汚染には勝てなかったみたい。
2) 40周年記念
そうですね。もうあれから40年です。1973年9月11日。アジェンデ政権がピノチェットの軍事政権に変わった日です。テレビや雑誌でも特集番組が組まれています。
ピノチェットの孫がカホン・デル・マイポの別荘に住んでいる記事が出ていました。彼はピノチェットの孫の中の最年長で、今年44歳。軍事革命のあったとき4歳だったのですね。ピノチェットの別荘のあったところにまだ住んでいるらしい。そこは軍の所有する土地ですが、まだ追い出されていない様子。彼はそこに住んで観光客相手に馬で山の散策を乙波する仕事をしているとか。
一時、ピノチェットの不正財蓄が問題になり、クロアシアへの武器の密輸などを含みますが、彼のアドバイサーが有罪になっています。ただ彼の家族は誰も有罪になっていません。もうそんなニュースも消えましたが。
