１） 大統領選挙
与野党の候補マテイとバチェレットは自派の国会議員と並んで選挙用写真を撮影しました。ただし与党側のアラマンとオサンドンは欠席。両方とも首都圏の議院候補ですが、マテイの影に入るつもりはないというわけでしょうね。この二人が国会議員になれば、次回の2017年の大統領選挙に立候補すると見られ、再度大統領を狙うピニェラと対決する見込み。
現在の上院・下院議員の中で11月に再選を狙うのは76％とか。議員の平均勤務年数は12年ですが、ベテランと呼ばれるサルディバルなどはもう24年も議員を務めています。候補者の最年長は80歳、最年少は25歳のバジェホです。彼女は先の学生運動で世界的に名を上げた共産党員です。（彼女の他にも学生運動で有名になった元学生がかなり立候補します）
２） ピニェラ大統領はアスンシオンを訪問しましたが、これはパラグアイのカルテス新大統領の就任式に参列するため。
そこでペルー大統領と話し合いました。もうすぐハーグ国際法廷でチリ・ペルー領海問題の結論が出そうですが、お互いにお手柔らかにと言うわけでしょうね。
