(政治)

1) 大統領選挙
2週間の休暇でニューヨークに行っていたバチェレットがチリに戻ってきました。来週から再度、選挙運動です。与党側はマテイが統一候補になるかまだRN党の最終決定が出ていません。いつもと同じ与党内での揉め事。
その二人以外の候補者は何人もいますが、その中で有力なのはマルコ・エンリケ・オミナミで、略してMEOと言いますが、前回は1次選挙で20%近い票を獲得し話題になりました。今回もバチェレットとマテイに入れたくない人は彼に投票するでしょう。
野党側の集まりで政府の提案をできるだけ拒否しようとの合意事項が出来たらしい。その合意書が外に漏れ、新聞に掲載されたところ、与党側はそれに関し「全く恥ずかしいことだ。政府の方針が正しいかどうかを論議せず、政府の動きを邪魔するのを方針にするとは」とコメント。野党側はその合意書の存在を否定できませんが、ほとんど意味のない小さな出来事としています。バチェレット側はそれは政党段階のことで大統領候補の自分たちとは関係ない由。何を言っているの?
2) 公共事業省の問題
何でも2009年から不正に給料・退職金が払われているとかで、警察の手が入りました。問題になっている約30人に合計6億ペソほど支払われたらしい。しかしどうして2009年からの問題を今頃持ち出すのかな?それってバチェレット政権の頃ですよ。27F(大地震)の問題とか、バチェレット攻撃の手段はまだまだ隠されているでしょうね。