1) 高潮
海には満潮も干潮もあります。それで海水のレベルが上下しますが、今週のチリ中央部の場合、何と高低差が10メートルにもなりました。まるで地震の後のツナミみたい。14の港が封鎖されました。アントファガスタ港の場合、それを見に来た観光客が波に呑まれ、そのうちの一人は重傷です。
その日、私たちもラ・セレーナの海岸沿いを歩きましたが、そこはそれほど危ない状況ではありませんでした。
ラ・セレーナの海岸沿いに新築高級マンションが並び、それが全部売り切れているようなのが印象的でした。
2) 冬休み
来週から多くの学校が冬休みに入ります。子供たちには動物園、映画、雪遊びが人気があるらしい。
北部のイキケでティラナと呼ばれる大きなお祭りがあります。何万人も集まりフォルクローレの音楽と踊りを楽しみます。 ところが同市は最近インフルエンザが蔓延し既に10名以上の死者を出しています。政府は多くの人が集まるこのお祭りを危険とし、中止・延期を考えましたが、教会側はこれに対し、既に決まった日時を変更することはチリ全国各地だけでなくペルー・ボリビアからの参加者にも迷惑をかけると拒否。結局参加者は予防注射を受けた人のみと言う病気対策を取りました。イキケ市内で長蛇の列をしてその注射をしてもらっている由。
