(経済)

1) 経済成長率の下落を消費者の購買欲が下支え
工業はこの5月に4.2%のマイナス成長を記録しましたが、鉱業は3%アップ、商業は何と13.2%のアップと抜群です。
その結果、チリ全体の総合では成長率はプラスになることは間違いなく、それは3−4%の間に落ちつきそうとか。
2) 銅の価格
チリの風でこの項目は何回も繰り返されます。日本の新聞に銅の価格が上がったとか下がったと1面で書かれることはありえませんが、チリではそれは頻繁に起こります。
最近の銅価格の下落で、今年度の輸出価格が40億ドルも減少すると言われています。昨年度の平均価格は3.6ドル、今週はそれが3.0ドルまで落ちているからです。鉱山会社に生産コストの削減、生産性向上を呼びかけています。
他の産業と比較して桁外れに高い労働者の給料が問題になり、それに反対する労働組合がストに入ると言うストーリーが、今年の後半に起こるのが目に見えるようです。