(一般)

1) サンティアゴ大気汚染
冬になると、それまでの街に吹き込む風が少なくなり、大気汚染が深刻化するというのは毎年のことですが、何と今年は過去16年でスモッグが最小とか!!!
確かに大気汚染がひどくなると準非常事態宣言とか、非常事態宣言が出ますが、今年はまだ一度も出ていません。
私は近くの山に良く登っていますが、確かに街がスモッグで真っ黒と言うのは今のところ見ていません。この週末の雨で来週もなんとか無事に行きそうですが。
2) 路上生活者
最低気温が零度まで下がってくると、今までのように路上で生活するわけには行きません。政府は各地に彼ら用の集合場所を用意しました。サンティアゴの場合、先日400名ほどの利用者があった由。夕食と一泊の後、翌日の朝食が用意され、その後また各自の自由な時間になります。9月の始めまでこの簡易宿泊所が運営されるとか。
3) 病院コストの極端な差
病気や怪我で病院に行くのは仕方のないことですが、今週、新聞社の調査で同じ手当てにもかかわらず費用に大きな差があることがわかりました。
例えば脳外科の手術で一晩入院したときの価格で、1番高いのはアレマナ病院(952000ペソ)、ビセンテナル病院は333000ペソ。血液検査の場合、ラス・コンデス病院は19000ペソ、ビセンテナル病院は3400ペソ。すごい差ですね。 「藤尾さん、全然わかっていませんね。値段の差は使用している機械それに技術・サービスの差としてでるのですよ」と言われそうですが、昨年、静脈血栓症で私が空港で倒れたとき、救急車で運び込まれたのがこの1番高いアレマナ病院。そこで2日にわたり、たくさんの精密検査をしながら、原因不明で退院させられました。2度目に倒れたとき、ビセンテナル病院に行ったら静脈血栓症が見つかり、即時にチリ大学病院に入院させられました。アレマナ病院では2日で約180万ペソも請求されましたが、原因を見つけなかった同病院にクレームしたら、内部監査委員界から呼び出しがあり、「調査の結果です。静脈血栓症の検査もしましたが、はっきりとしたことが出ませんでした。世界的にそのテストでは的中率は93%です」と言われました。アホな説明に消費者保護センターに訴えようかと思いましたが、あきらめて支払いました。「かかる費用が高いのは医師・技術者のレベルが高い」というのは私の場合、全く当たりませんでした。