チリの風  その524 2013年5月13日―19日

カルネ(チリの身分証明書)の更新をしました。5年に1度の手続きです。必要な書類の一つに1年以上チリ国外に出ていたことはないと入管が認める証明書があります。その証明書の事務所で、パスポートを出すとあなたは昨年4月にチリを出てそれ以降戻ってきていませんと言われました。じゃ、ここにいる私は誰ですか?これは4月に訪日してチリに戻ったときに静脈血栓症で空港で倒れ、イミグレを通過しなかったからですが、空港の係官は私の財布にチリのカルネを見つけ、チリ人として入国していました。最後はちゃんと納得してもらいました。
チリ取材に来た日本経済雑誌の記者と話をする機会に恵まれました。さすが世界知識のあるプロですね、内容のある会話を食事を含め二人きりで3時間以上も楽しみました。チリの状況を彼に説明し、日本でもっとチリが知られるように報道してほしいと頼みました。日本のマスコミへの不信感もちゃんと言わせてもらいました?!
サンティアゴの気温はとうとう零度まで下がりました。(市内で3−4度違うので、場所によっては零度以下になっています)冬ですね。金・土曜と雷雨になり、霰も降りました。
それでも日曜日のマラソン練習は快晴で、真っ白の雪をかぶったアンデスを見ながらの走り。参加者は初参加の溝口親子を加え19名と大賑わいでした。伊藤さんが好調でトップ、続いて笠飯・安留くんでした。子供が毎回、記録を伸ばしていくのは素晴らしい。
その午後から南部の旅。友だちの今村さんのいるカニェテに遊びに行きます。森探しもしますが、近くに原始林もあるとか。どうなるかな?