(経済)

1) S&Pのランキングでチリは今週A+からAA−に1ランクアップ。チリの新聞に日本と並んだと大きく書かれていました。政治・経済の安定、借金のない財政が評価されているらしい。
2013年もこの調子でいける由。
チリの命綱の銅生産は昨年より何と28%も増産となり545万トンを生産しました。世界の銅の需要の40%は中国で、来年もこの傾向は変わらず世界の43%の消費になるらしい。
しかし最近替わった習主席が嘘の数字を並べるのは止めようと言ったらしいが、必要以上の輸入・消費をしている中国がバブル崩壊しないで来年末を迎えられるかな?
2) 家屋の販売
今年は昨年対比販売が18%増加し、過去最高でした。販売数は69500件で、ストックの数とほとんど同じ。完成すれば売れると言う構造ですね。もっとも来年は大幅増は見込まれず売れ行き増はわずかになるらしい。
3) 失業率
9−11月の失業率は6.2%に下がりました。第5,8,9州がまだ失業率が高いですが、全体に5%程度に落ちついています。これから果実などの収穫期に入りますが、日雇い労働者の数が足りず、収穫のために外国人労働者を連れてくる必要があるとさえいわれています。1日4万ペソでも人手が足りないとか?それって休まず働けば1ヶ月で120万ペソ、果物の収穫期3ヶ月働けば最低賃金で1年間働くより多く給料がもらえますね。
とにかくチリ経済は好調で11月の小売業は10.7%、工業は0.8%、鉱業は2.3%と平均で5%アップらしい。