(一般)

1) 髄膜炎
全国で49名の患者が確認され、そのうち10名が死亡しています。患者の8割は首都圏ですが、各地の診療所などで予防注射が乳幼児に実施されつつあります。さて首都圏の刑務所で患者が見つかったとかで収容されている犯罪者にも予防注射をする必要があるらしい。
2) 年少児性的いたづら
カトリック神父がこの種の問題を起こすのは毎週・毎月、起こっていますが、そういう被害にあった人たちがグループでカトリック教会を訴える裁判を起しました。そのチリのトップたる大司教エサッチは私は恐れることは何もないと平気な顔。カトリックの神父が起している犯罪は彼の責任と言う認識がないのかな?
2年ほど前に同じような罪を犯し服役していた元神父が仮釈放され海辺の両親の家サント・ドミンゴに住むそうですが、その地区で彼に対する抗議デモが起こっています。恥知らずはこの地区に来るなと言うデモです。
3) テレトン(障害児救援組織基金集め)
今年は250億ペソ(約42億円)を集め、毎年のように目標を越えました。  国立競技場で実施された最終パーティに8万人が集まりました。そんなに入れるのかな?熱狂したファンの前でたくさんの歌手・グループが演奏しました。
この催し物に協賛する運動のひとつのサンティアゴバルパライソ130キロマラソンに参加のメンバーが車に轢かれました。その結果なんと3名死亡、数名の重傷者が出ました。障害者を援助しようと企画した催し物でこの大事故です。捕まった運転手は既に過去に同様の事故を起して、運転禁止命令が出ていたとか。
4) 老人の生活
平均年齢とともに老後の健康年齢が注目されるようになりました。日本はランキングのトップで平均年齢が83歳、最後の7年は健康に問題ありとなっています。その後スイス、スウェーデンなどが続き、チリはアメリカと同じ平均年齢78歳、健康年齢70歳です。しかしラテンアメリカではトップ、やはり国民生活レベル(医療を含め)が上がってきたからでしょうか。2050年にはチリの平均寿命は82歳までがるらしい。健康に加齢する重要さが知れて来ましたね。
5) 大学入試
チリの大学入試PSUが来週行なわれます。27万2千人が受験するとか。大学も最後の試験中です。あと2週間ほどで今年度が終わります。