(経済)

1) チリ経済現状
相変わらず好調維持です。2012年経済成長率の第3四半期は5.7%を記録し、全く低下の動きなし。外国投資が継続しているのと車の販売が留まることを知らないなど一般消費が高め継続しているのが好調の原因らしい。
ところがサンティアゴ株式市場は異なった様子です。11月に入って平均株価が下がり年初の価値を割ってしまいました。つまりこの1年間で利益ゼロです。昨年一時5000ポイントまで行きましたが、現在は4150ポイントと最高時から20%ダウンです。もっとも日本なんか40000ポイントから9000まで下がっていますけれど。

2) 鉱山業界
2013年の政府への納入額はかなり落ちるだろうとの見方が広がっています。生産コストの上昇、銅の国際価格の下落、それにローヤリティも少なくなる由。つまり鉱業での国家収入は今年より10億ドルも減少する見込み。1ポンドあたりのチリでの銅の生産価格はカナダより低いがアメリカより高いらしい???
次の政権にとって震えるほど怖いニュースですね。
もう一つの期待の星サーモン業界も価格低下のため来年は厳しいと見られています。
中東騒動のため原油価格が上昇し、バリル90ドルが100ドルまで行くかも知れないとの予想がありますが、まさか油の値段を上げるため戦争をしているのではないでしょうね。