１） 冬型の気候
寒い日が続いています。サンティアゴでも零下の日がありました。最低0度、最高10度なんて日はやっぱり厳しいです。それで病院は患者で溢れ、特に乳幼児ですが，街頭で生活している貧困者の病死もありました。政府は彼らを収容する施設の拡充を図っています。
今までの地球温暖化から寒冷化に変わったという記事も出ていますね。そういうネタで儲けるやつがいるのでしょうね。ビックス粒子発見と言うのはチリでも大きく報道されましたが、発見グループが「その可能性がある」と言っているのにもう見つかったと一歩進めて報道しているのがおかしいです。今回の大報道は運営資金集めの手だとも言われますが。
２） ピノチェットの遺産
泣く子も黙るピノチェットの遺産ですが、大統領・軍の元帥として生涯受け取った給料の何十倍も遺産があることが問題になっています。不正による蓄財ならそれを政府のものにしようと言うことでしょう。
家族の間でどのようにわけるかなどは決定したようですが、まだそれが家族の手に入るのは先のことのよう。
３） エイズ問題
今年の1−2月に14万人がエイズ検査を行い、これは前年対比4.5％アップ、エイズが発見されたのは637人と16％アップでした。着実にエイズ患者がチリでも増えているわけですね。チリ全土で4万人ほどがこの病気を持っていると推定されています。
