チリの風 その478  2012年6月25日―7月1日

今週は入院していたので、司馬遼太郎坂の上の雲を読んでいました。3度目です。その中に「日本やチリーなどの3流国から軍艦の注文をうけたとき・・・」と言う文章がありました。そのイギリスで作られたチリの軍艦エスメラルダ号が、後に日本に譲渡され和泉として活躍するのですが、世の中は狭いですね。
さて月曜日、二百周年病院で心臓医師の診察を受けました。彼の診断では3つの可能性があり、それぞれに対応した検査が必要とのこと。火曜日、最も可能性の高いエコノミークラス症候群からテストを開始。なんとそれで両肺に血栓が発見されました。医師は即時に私に入院するよう指示。チリ大学病院に入りました。そこで血栓が広がらないように(それが動かないように)しながら、それを削除する薬品の注射が始り、3泊で退院しました。指示されたクスリを服用すれば6ヶ月ほどで正常に戻れるとか。「まだ走ったらあかんよ」と言われました。アレマナ病院の過労でしょうと言う診断は何だったのかな?