(一般)

1) 労働時間
OECDの数字ではチリ人は年間2068時間働き、世界3位の長時間労働とか。(もちろん1位は日本です)チリ人の25%は自分は労働中毒症にかかっていると考えているらしい。仕事がなければ生きていけない症候群かな。
そのほかではチリ人は煙草を吸いすぎで、特に若年層は約半数と世界のトップクラスとか。女性の乳がんも10年前と比べて46%アップと急増。なんだか生活習慣病ですね。

2) ショッピングセンター
サンティアゴで最も高い300mのコスタネル・センタービルの竣工が遅れていますが、ショッピングセンターと事務所のビルを分けて完成式をおこなうことになりそうです。問題はそれが完成すると車の通行量が現在より格段に増え、ただでも交通マヒが起こっている地区なので混乱が極め付きまで行くとそのビルにはいるにもそこから出るにも1時間もかかる可能性があるとか。そうなら誰もそこに行きたくないでしょうね。私のアパートの前にも事務所ビルとアパートビルが完成間近ですが、竣工すれば同じような交通マヒが日常化するのかも。マジで嫌ですね。地下鉄の駅に近いのは利点ですが、交通渋滞がひどくなれば引越しかな?
ところで同ビルの工事が始ったとき、鍬入れ式ですか、時の大統領バチェレットがニコニコ顔で参加していましたが、完成した暁におこなわれる式典にピニェラは不参加とか。意地を張って人に嫌われるピニェラらしい。南アのワールドカップにもバチェレットはニコニコ顔で参加し、選手と交歓していましたが、それを快く思わないピニェラはナショナルチームと極端に距離を置いていました。そして代表監督のビエルサと上手く行かず、その理由から彼は辞任したら、彼を大事にしたい国民はピニェラを嫌ったわけです。同じようなエラーを繰り返す彼の政権は最後まで盛り上がらないでしょうね

3) 交通事故の原因
チリの交通事故の主要な原因は速度違反とアルコール問題ですが、第3番目は携帯電話によるもの。電話で会話をするとか、メールを受信・送信するなども含め事故の主要な原因になっていますので、警察は一層の注意を払って運転手を指導するとか。

4) 月
今週の週末、月が通常より大きく・明るく見えると報道されましたので夜に近くの公園に月の観察に行きました。確かに大きく明るく見えました。最も素人の私はそういわれるとそんな気がしただけかもしれませんが。

5) 学校での食品販売制限
2013年から、学校のキオスコなどで身体に悪影響を及ぼす可能性のある食品の販売が規制されます。砂糖や塩の含有量の多い飲み物や食べ物、更に脂肪分の多い食品などです。子どもだけではありませんが、チリ人は食品の内容を気にせず食べていますね。せやからチリ産の菊芋(トピナンブル)を給食に使わなければいけないと昨年から厚生省・教育省に呼びかけているのですが・・・。