(一般)

1) 地震
土曜日の朝4時頃、強い揺れを感じました。また地震かと目が覚めました。2度ほど揺れておさまりました。リヒテルで5.3度だったそうですが、やはり2年前の大地震を思い出します。幸い今回はそれほど強くなかったので被害は出ませんでした。ところが日曜日の夕方にも大きな揺れ、これはやばいかなと感じました。震源地の南部ではリヒテル6.8度で、死者は一名とか。第7州にツナミ注意報が出ました。チリも日本と同じく地震国ですね。

2) ユネスコの介入
チロエ島の首都カストロにあるカトリック教会はユネスコ認定の世界文化遺産ですが、最近その近くにショッピングモールが建設中で問題になっています。このためユネスコはチリ側に現状はどうなっているのかレポート出すように要請して来ました。同じような問題をバルパライソも抱えています。しかしチロエの教会は、その歴史、建造物が文化遺産として認定されたのですから、他の建造物(モール)が建ったから取り消すかもしれないとするのは不自然ですね。他人の国に干渉するなといいたい気もしますが。          しかしそのモールは許可された面積以上の建物を建設中だったようで、オーナーは自発的に工事を中止しました。もちろん許可面積の大幅アップ申請を準備するためでしょう。

3) 飲酒運転規制
もうチリではアルコールを飲んでから運転するのは不可能です。泥酔運転が見つかり運転免許証の永久禁止処分をされたケースも出ています。このため車を持つ人間がバーやパブで酒を飲むのを控えてしまい、法律成立以降、バーやパブの売り上げは半減したと業者は泣いています。

4) 飛行機事故
また飛行機事故。プンタ・アレナスからサンティアゴに向かっていた8名の乗った軽飛行機がアイセンで墜落、全員死亡。なんだか毎月飛行機事故があるみたいですね。困ったもの。

5) マラソン
チリもマラソン熱が上がってきて、毎週、あちことでレースがあります。今週の中高年レースでは80歳のおじいちゃんが6キロを完走。カメラの前で、「気力がすべて。人間には自分のやりたいことをする力があるんですよ」
また81歳のおばあちゃんがウィンドサーフィンの練習をしているのもテレビにでました。「年なんか関係ありません」と。 ところで昨年のサンティアゴラソンに参加する中学生が自宅から会場に行く途中、酒酔い運転の車にはねられ片足切断の大事故がありました。その学生は今年もレースに参加します。今年は改造の車椅子に乗って。
そして彼はロンドンオリンピック聖火リレーの選手に選出され(場所は知りませんが)聖火を手に道路を走ります。しかし彼の人生はドラマチックですね。落ち込まないで、人生を諦めないところがすごい。