(経済)

1) 税金
ピニェラは税制を改革して、それを地震復旧やそのほか格差是正に充てたいようですが、なかなか上手く行きません。元大統領のラゴスピノチェット政権のときの大蔵大臣のビッヒがこれに関して公開討論。ラゴスは大企業に更なる課税をして弱者援助を図るのは当然としたところ、ビッヒは増税をすれば経済が勢いを無くす、現在必要なのは経済活動の活発化と真っ向から反論。この理論は日本の消費税とか、世界中でぶつかっていますね。
OECD加盟国の中で2011年度PIB対比で企業にかかった税収入の高かったのは1位がノールウェー11%、2位がルクセンブルグ5%、3位は何とチリで4%。チリもしっかり税金を徴収していますね。もっと取れるのかな?

2) 世界の株式市場が好調ですが、チリの場合、今年に入って10%のアップ。昨年7月以来の高い数字。とはいってもまだ4580ポイント。一時5000ポイントを越えましたからね。しかしアメリカでも日本でも経済危機ははっきりしているのに株が上がるなんて不思議です。