(一般)

1) 学校の始まり
新学期が始りました。しかし昨年の学生運動で大暴れをした学生の入学手続きを学校側が拒否したケースがあちこちで起こり、その学生はもちろん登校できません。裁判所に訴えるとしていますが、そんなのすぐに結論が出るわけなく、昨年1年間を棒に振った上にまたもう1年無駄にすることになるのでしょうか。同じように問題のあった学校には入学志願者が少なく、その学校では教師の解雇がおこなわれています。

2) 異常乾燥
第5州の3区で非常事態宣言が出されました。もうここには住めないと出て行く人が続出とか。過去40年で最悪の状態らしい。4州から7州までのチリ中央部に問題は拡散しています。水が無いと人間だけでなく、動物・植物も生存できませんね。
3) ハッカーの逮捕
欧州やラテンアメリカ諸国のインターポールと協力してチリ警察もハッカーの逮捕に踏み切りました。今週逮捕された6名のうち一人は外人でした。アイセンの水力発電所問題からエンデサに攻撃をかけたり、国立図書館にも問題を起こしていたらしい。そんなことでチリが国際化してほしくはありません。

4) チロエ島の中心カストロ市にショッピングセンターが建設中ですが、古い趣のある町並みの中に大型の近代ショッピングセンターは似つかわしくないのではないかとクレームが出ています。もっともそれは建設が進んでいる現在ではなく、建設が始る前の2008年に出るべきだったと思いますが、世界遺産にもなっている大聖堂の近くに世界中のどこにでもあるような近代ビルは不釣合いです。同市長はそんなクレームをしているのはサンティアゴの人間で、「ここの市民は早くショッピングセンターができて楽しいショッピングやレストランでおいしい食事をしたいと思っている」と反論しています。                                そのチロエ島で軽飛行機の墜落事故があり、乗客8人全員が死亡の模様。飛行機の事故は怖いですね。