(一般)

1) 公共運送
サンティアゴの公共運送トランサンティアゴの運賃がまた20ペソ上がりました。サンティアゴの場合、バスと地下鉄を乗り継ぐと(ドルにして)1.3ドルです。これを他国と比較するとサンパウロは2.6ドル、リオは2.4ドル、ボゴタは1.9ドル。しかしメキシコは0.7ドル、ブエノス・アイレスは0.6ドル。サンティアゴの半分か!日本と比べるとサンティアゴは極端に安いけど、まだチリより安いところがあるわけですね。

2) アルコールテスト
チリでは酒を飲んで車を運転し、事故を起こすというケースが後を絶ちません。新しい法律は以前のものより厳しくなり、ビール1杯で飲酒運転、3杯で泥酔状態としました。これまで以上に、警官は道路で通行中の車を止めてアルコールテストを実施するようですが、飲酒運転による事故を減少させられるかな?

3) 学生運動
昨年のチリは学生運動が話題の中心でしたが、今年初めてサンティアゴ大学の前で覆面学生が抗議行動。アラメダの目抜き道路を封鎖しました。警察が大学の許可を得て大学に突入し、多数の逮捕者を出しました。今年も同じことが続くのかな?その大学は昨年の授業がまだ終わらず、授業・試験が続いています。

4) 山火事
まだ13箇所で今週も山火事が続いています。第12州の有名なトレ・デル・パイネはいったん鎮火したと思われましたが、再度、延焼中とか。森林監督局は冬になって雨が降り出さなければ、完全鎮火は不可能と見ているようです。サンティアゴの隣の第5州でも火事です。なんでも今シーズンの山火事で焼失した面積は6万ヘクタールとか。

5) 刑務所から脱獄
タラガンテ刑務所から3人の囚人が脱獄しようとし、その内の一人が射殺されました。そのニュースが広がると囚人の家族を中心に抗議のデモが起こり、警察と衝突しました。
地区の住民は落ちついて生活できないと文句を言っています。刑務所の近くの住宅地区ではこの種の事件が絶えませんからね。しかし刑務所が出来たのは昔のことで、その後、地価が安いと、近所に家が建ち始めたのでしょうね。