(経済)

1) チリペソ
今年になって対ドルで切りあがった通貨の中でチリペソは4番目でした。1位はハンガリーフォリントで9%、ついでメキシコ、ブラジル、チリは4位で8%の切り上げ。一月に40ペソも切り上げです。この数字が実力なのか投機筋によるものか専門家の意見は分かれています。
しかしアメリカが好調とかでウォール街の数字は2008年以来最高とか。また失業者数がグングン下がっている様子。私のような素人にはほんの少し前に借金が払えないので、国会が借入金の上限を上げない限り破産だといっていた国が健康な生活をかくも簡単に取り戻すとは理解できません。
基礎の数字をごまかしているか、単なる見せ掛けかのどちらかではないでしょうか。その可能性として労働可能な年代で労働から離れたとされる人口が昨今、急増中。つまりこれで失業率が減少になっています。婚活で女性が仕事探しを諦める、なんてあまりないでしょうが・・・
イスラエルがイランを攻撃するだろうとアメリカが言い出したのも問題をそらす意味ではないかと見ますが、どうでしょう?
チリの厚生年金会社は外国への投資を今年度は27%削減するらしい。国内投資のほうが安全性が高いですからね。