(一般)

1) 夏時間の採用
冬のさなかに夏時間と言うのが理解できませんが、今日から1時間時計の針をすすめました。電気の消費が5%下がると言うのですが、ホンマかなと思います。
それなら電力供給問題のある、日本は全国的に夏時間を採用する必要がありましたからね。
でも日本の場合は、地域独占制を崩さず、世界でトップクラスの高い料金を見直さず、電の怖さを一般市民に押し付けて反対運動を認めない作戦を取りましたね。政府と電力会社の偽情報で国が混乱したのはもうはっきりしていますね。

2) デモ・集会
木曜日の学生デモを見学するためセントロに向かいましたが、地下鉄に乗ると、デモ参加の学生が車内にあふれ、それはまるでサッカーの試合を見学に行くファンの中にいるようでした。デモのときのシュプレヒコールもサッカーの応援のものと同じものもあったし、似たようなノリで盛り上がっているのですね。
木曜日のデモに続き、日曜日にもサンティアゴのオヒギンス公園で同問題に関する家族集会が開催されました。天気も良かったので多数の家族が集まり、音楽を楽しみながら政府の政策は適切でないと訴えました。何と百万人の参加と言われています。一般市民がこの教育問題を重くとらえ学生運動を支援しているのは感じられます。
木曜日のデモも日曜日の集会も不法グループの放火・略奪事件は起こらず、ほとんど逮捕者は出ませんでした。しかしチリ人がこれほどデモ好きとは思いませんでした。