(一般)

1) ストーブの売れ行き上昇
先週末から涼しくなりました。すると急にストーブの売り上げが上昇。当然ですね、冬が近いのですから。売られているストーブは2万ペソから130万ペソまで大きな幅があるそうです。安いのを買うと効率が悪い (灯油代などが高くつく)だけでなく、安全・衛生に問題があるらしい。

2) 盗まれたPCが持ち主の手に戻る
しかし機械の持つ性能はすばらしいものがありますね。この2月にサンティアゴのセントロでPCが盗まれました。その機械にはPREYというソフトがついていましたが、これが新しい持ち主がPCを使い始めたときに機能して、それを認証、またカメラが新しい持ち主の顔を撮影。そこで盗まれた機械が売られていたビオビオ青空市場に警察が出向き、関連の2名が逮捕されたもの。しかし盗られたコンピューターがそれほど賢いとは犯人は知らなかったのでしょうね。

3) 妊娠女性の年齢
35歳を越えてから出産する女性の数がチリは南米のトップとか。その年代の出産はチリは全出産の中の14%、ブラジルは11%、コロンビアは6%とか。チリでも結構10代女性の妊娠が問題になりますが、20代後半に結婚して35歳以後に子どもが生まれるケースも多いわけですね。

4) 教員のレベル
チリでは教員のレベルが低いことがたびたび問題になります。特に公立学校の場合。そのレベルを上げるために、優秀な人材が必要ですから、大学入学のための検定試験で優秀な成績をあげた学生が教育学部に入れば、学費を全部政府が負担することになりました。さて、それらの優秀学生はまだ大学ですが、今年度、教員資格を取った学生の試験をしたところ・・・・なんと数学では42%、国語では55%の問題しか正解できず、合格点に到達しません。まだまだ教師のレベルが低いという難問が継続しそうです。日本の場合はどうかな?同じような試験をすれば(ほとんど)全員が合格かな?

5) 神父の性的虐待事件
カラディマ神父の事件は毎週何かの進展がありますが、もうはっきりしているのは彼は有罪でチリの司法はそれをどう証明するかでしょうね。サンティアゴ大司教は必要があれば前大司教のエラスリスは司法の前で証言するとしています。エラスリスがカラディマを庇い、司法界に詳細を連絡しなかったとされています。その前大司教はもうしわけなかったと今週謝っているが、それは被害者の側にたつのが神父の務めだとわけのわからないことを言っています。どうせ謝るのならこれくらいのことなら騙し続けるのが良いと判断したのを謝りますというべきですね。(それなら彼も刑務所かな)

6) バスの事故
ツル・ブスと並ぶチリの最大手バス会社プルマン・ブスのバスが横転し30数人の死傷者を出しました。しかし国会議員が馬と衝突しての事故死も痛ましいが、この事故で死亡したバスの乗客も気の毒ですね。人生には運がありますね。いつもそう思いますが。
来週末はイースターの休日(カトリックで言うと祝日)ですから、大勢の人がバスや自家用車で郊外に向かいますが、またこうした交通事故が繰り返されるのでしょうね。サンティアゴから郊外に出る車の数は20万台と推定されています。
もう街角でイースターを祝う縄などで編んだ飾りが売られています。