(一般)

1) 青年闘志の日
3月29日は26年前、警察と対決して死亡した極左の人間を記念する日で、毎年、死者が出る激しい戦いが各地で起きますが、今年は近年にない穏やかさで死亡者もなく、30名の逮捕者とゴクわずかでした。もうチリでも左右の対決なんか消えてしまったのかな?

2) 鉄道サービス
日本と違いチリの鉄道サービスは低いレベルです。ラゴス元大統領の時代、サンティアゴから南のルートは第10州のプエルトモンまで営業されていましたが、今は短くなって現在は第7州のタルカまで。それが来週から第8州のチヤンまで伸びるそうです。いつまで続くか分かりませんが。
おまけにこの会社は赤字の垂れ流しで、ラゴスもバチェレットも(多分)ピニェラもしっかりした鉄道の運営が出来ません。なにしろ2010年は赤字が前年の3倍にもなっています。鉄道は前政権は頭痛の種でしたが、現政権にもそれが継続かな?

3) ラ・レグアの治安
サンティアゴのサン・ホアキン区にあるラ・レグア町にあるカトリックの教会の神父がこの町は通常の生活が行えないと政府に窮状を訴えました。何しろ麻薬業者が町を抑え、危なくて外を歩けないと言われます。教会のそばにパトカーが安全警備のため必要とか。14・15歳くらいの子どもが拳銃を手にして道を歩いているとか、同地区でコカイン・マリワナを売る家が(売る店ではありません)120数軒もあるとか???

4) マリワナ栽培
上記の3)に幾らか関連しますが、マリワナの話。
アメリカでもキャリフォリニアなんかマリワナが医療品として販売されているそうですが、チリでもSAG(農牧サービス局)が今回始めて第8州でマリワナの栽培を認めました。やはり医薬品として使われるわけですね。それが突然、許可が取り消しになりました。上記のコデルコ精錬所の場合と同じく、一度発表されたものがすぐに取り消されたわけで、この例も政治がらみでしょうね???