チリの風  その415   11年3月14日―20日


今回の日本の地震で被害の大きかったところの市長が「国・県からの情報がまったく入らない。原発から離れるよう指示がでても車にガソリンがなく外に出られない。家族がツナミで行方不明なのに外出禁止令で家族を探しにいけない・・・」とコメントしていました。大変ですね、確かに。
私の娘が留学して東京にいます。種々考察した結果、帰国するのが妥当と言う結論になりました。まだ帰国便の確認は出来ていませんが、せっかく日本に馴染んできたのに中途半端な留学になり残念です。
日本でも被災者救援の動きが活発化していますが、チリでも日本人会が義援金募集活動をしますし、私も日本人学校ATP有志の人たちと音楽演奏で募金集めをするつもりです。 ちゃんと練習を始めています。
サンティアゴは急に気温が下がりました。最高は30度を越えていたのに、今週は最高19度とか17度なんていう日があって、夏から秋に完全に季節が変わりました。
日曜日、マラソン練習。あと2週間で本番です。昨年に比べ、練習の記録が伸びず、残念ながら目覚しい成績は望めそうにありませんが、大会に参加できる幸せを味わっています。先に磯辺さん、西さんが帰国しましたが、今回、仲間の林さんも帰国になり、今週は彼にとって仲間と走る最後のランでした。しかし本当に寂しいです。