(一般)

1) 夏休みが終わり、学校が始まりました。車の通行量が通常に戻り、工場の生産もフルになり、大気汚染も元に(?)戻りました。夏の間も山から見ると街の上にうっすらスモッグがありましたが、今週の山歩きで見たサンティアゴの空は薄黒かったです!!!

2) 夏時間の延長
電力を有効に使うということで、通常なら3月の第2週から冬時間(通常時間)にもどるのですが、今年はそれを2週間(もしかすると1ヶ月)延長するらしい。

3) サンティアゴの公共運送の支払いはビップ・カードを使っておこなわれます。このカードをバスやメトロの入り口の読み取り機械に当てると、決められた金額が引き去られます。それが規定の料金より少なくなると赤いランプが灯り、警告のブザーも鳴ります。そこでそのカードにお金を払い込む必要が出てきます。  今週ビップカードの取扱店で機械の故障(不調?)から乗客が支払った金額がカードに入らなかったケースが発生し、大混乱。そうですね、お客さんは怒りますね。ちゃんとお金を払ったのにバスに乗れないなんて。

4) チリ人が船長をしているデンマーク国籍の船がソマリアで海賊にのっとられました。既に2ヶ月近く身代金の支払いでもめているらしいが、どうなるのかな?

5) ボリビアの麻薬対策責任者の軍人サナブリアが逮捕されました。彼はボリビアからでる麻薬(コカイン)を調べるのが職務で、チリのアリカを何度も訪問しています。その彼が、実はボリビアからアリカ経由マイアミにコカインを売る仕事をしていたらしく、パナマで逮捕されアメリカに送られました。
確かにその職にあれば、ボリビア・チリ側のどこにチェックポイントがあるかデータは完全に手に入りますね。ボリビアの実態も悲しいものです。えっ、その軍人は政府に税金としてコカイン売り上げの利益の一部を渡していたの?
ボリビアのモラレス大統領はこうした茶番劇でボリビアの信用を落とそうとするのはいかがなものかとしています。

6) 昨年の12月8日にサンミゲル刑務所で火事があり、81名の囚人が焼死しましたが、これに関連して数名の刑務官が逮捕されたほか、刑務所関連のトップレベルの人間の大幅更迭がありました。
つまり組織の大幅入れ替えですが、自分たちの仕事に悪影響が出ると刑務官組合が反対し抗議行動を起こすらしい。最悪の場合ストに入りますが、その間にまた火事などの不祥事が起きませんように。
今まで楽な仕事をしていたのに、これからは厳しい状況になるという恐れかな?
囚人の数に比較して刑務所が少なすぎると言う事態が継続していますが、それを解消するための政策が必要ですね。政府内で検討されている政策・・・想像できますか?
新聞発表では、現在刑務所に入っている囚人を特例で、恩赦ですか、釈放する、また刑期を短くすることを考えているらしい。じゃ、刑務所が少ないから、凶悪犯が犯罪を犯してもシャバにおいておこうと言うことかな?犯罪者がニコニコする顔が目に浮かびます。