(経済)

1) 株式市場の低迷
もうチリの下落振りは世界ランクです。今週過去20ヶ月で最高の下げを見せました。今年に入って下落が1番ひどいのがエジプト、2位がインド、それからチリらしい。昨年チリは38%の驚異の上昇を見せたのですが。今週は4578ポイントで終了と低迷。1月に5000ポイントを越えていましたからね。
何でかな? いろいろその理由が説明されていますが、株の素人の私にはどれもピンときません。チリの株があまり高くなったので、その投資されていた資本が他の市場に向かったというのがありましたが、まだまだ上がると見て資本を置いておくと言うほうが素直に理解できますが・・・・。
ペソは一段と強さを発揮し473ペソまで上昇。中銀が介入しても、ペソ安を維持するのは困難ですね。
エジプトの大統領が辞任しましたね。この独裁者の末路はどうなるのかな?しかしデモが18日も継続したのは不思議です。2―3日なら分かるけど、素人の反政府運動がそんなに継続するかな?後ろで誰かが引っ張っているんでしょうね。 その次は中国かと思ったけれど意外と欧州に飛び火するかもしれませんね。もちろんチャべスも気がきじゃないでしょうし (べネスエラのあいつですよ)キューバも厳しい状況でしょうね。

2) 1月の物価上昇率
0.3%が記録されました。1月に価格が上昇した品目は煙草、ガソリン、バス代などで野菜・果物は下がっています。2011年の年間物価上昇率の目標は3.3%です。

3) 新しく労働大臣に就任したマテイは不正医者を攻めています。なんでも怪しい医者は115名いて、彼らが数多くの疑惑診断書を発行しているとか。つまりこの患者は頭が痛いので働けませんと診断書を出し、患者はそれを基に保険会社から金を取る仕組み。なんでもそんな医者の事務所の前に偽患者が列を作っているらしい。その医者が収入に応じて税金をちゃんと払っているかも調べる由。偽の患者もせこいがそういう医者は許せない。しかしこの事件のおかげで普通の患者が迷惑するのですけどね。

4) 発電問題
電気が足りなくなる可能性があると言うので、冬場の停電を防ぐため、一般に少なくとも5%の電力消費削減が求められているらしい。そのためボルトを下げることになるらしい。現在の220ボルトを200ボルトに下げるとか。
アルゼンチンがもしチリが必要なら天然ガスの供給を増加する余地があると申し入れてきたらしい。フーム、その真意は何かな?
それから今月から電気代が値下げ。3.6%とか。それはまずいと思います。値下げをせずに置いておき、次の値上げをやめたほうが市民の受けは良いのでは。値下げはすぐに忘れるけど、市民は値上げは忘れませんよ。