(一般)

1) クリスマスと大晦日
もう国中お祭り騒ぎです。プレゼントを買わないとクリスマスを迎えられないとチリ人は考えるので、商店街は買い物客であふれています。なんでもクリスマス前の最後の週末になった今週は今までの記録を破る売り上げが出たとかで商店主はホクホクでした。
それからもう年末の花火大会のことが話題になっていますが、第5州のビーニャとバルパライソで行われる恒例の打ち上げ花火はなんでもラテンアメリカでナンバーワンだそうですが、それを見ながら豪華な食事を食べホテルに泊まると一人100万ペソとかかかるらしい。そんな金を払うのがいやなら、バルパライソの公園で踊りながら花火を見れば無料です。

2) マプチェ問題
例のウィキリークスでこの問題が発表されていますが、それによると2009年にバチェレット政権の内務大臣のヨマはアメリカ政府にこの問題にどう対処すればよいか教えてほしいと問い合わせしたらしい。
日曜日の新聞では前政権(フレイ・ラゴス・バチェレット)は2001年から2009年までにマプチェに第9州の場合700ヘクタールの土地を与えたが、それまで農牧地として使用されていたそれらの土地は数年たった今、全く使用されず廃棄された土地となり、そこに住むマプチェは水も電気もない生活を送っているとか。土地を無償(もしくはほとんど無償)で与えてもそれをどう活用するか教えないと持ち腐れになる例ですね。それをアメリカ政府に助けてくれと言うのは少し悲しい気がします。

3) 山火事
なんでも毎年5千万ドル(!)もの森林が火事で焼失するとか。コナフ(森林局)は1500名の消防夫を雇用、このほかに陸軍と海軍も森林火災消火班を所有。それでもこの週末には5400ヘクタールの森林が火災で消滅。コナフは飛行機を3機・ヘリコプターを7機消火に使用し、森林業者も24機のヘリコプターを借りているとか。1シーズンの借用費用は25万ドル、1時間に1000ドルの使用費用がかかるとか。しかし山火事の大半は放火と言うのが悲しい実態。

4) 例の生き埋め労働者がイギリスのサッカーチームにに招待されマンチェスターユナイテッドの試合を観戦しました。しかし彼らの幸運はまだ続いているわけですね。彼らの元同僚も会社から正式に解雇金を受け取り、一息つきました。

5) サンティアゴのメトロ
5号線の延長工事が進んでいますが、終点のマイプに電車が走るのは来年1月の末とか。何しろ2011年の計画では地下鉄全体では年間8千万人の乗客を運ぶそうです。