(一般)

1) バス事故
サンティアゴ近郊でツルブスがトラックと衝突、死者20名を出しました。第5州のサン・アントニオからサンティアゴに来る途中ですが、仕事で私もそこは頻繁に通っていました。しかし事故っていつあるか分からないし、乗客に何の責任があるかな?運が悪いの一言ですね。

2) サンティアゴ地下鉄
何でも車内の温度は外気温より7度も高いそうです。外が33度のとき、車内は40度。確かにこれは厳しい温度ですね。カラカスなら冷房が効いた電車で、おまけに極端に安い乗車賃でしたが・・・。
その地下鉄ですが、運転手の労働組合が投票の結果、月曜日からストに入ることになりました。トランサンティアゴが始まって以来始めてのストです。政府はそれが実施されないよう手配をしているようですが、よそから運転手を持ってきて一部の運転を実施しても大混乱でしょうね。一日200万人がメトロを利用しています。

3) エイズ感染
世界には3300万人のエイズ感染者がいるそうですが、少なくともその感染速度に歯止めがかかったと発表がありました。それでも2009年には260万人が新たに感染したらしい。チリは現在4万人の感染者が存在し、それは2001年より66%上昇とか。死亡者は01年の500人が09年には1200人。しかしその数字はラテンアメリカでは低いほうだとか。

4) 政府は環境汚染問題に力を入れる模様
空気汚染問題で前政府の掲げた目標を一段と進め呼吸器官などに悪影響を与えるとされるPM2.5問題では目標を1M3あたり0.5ミリグラムにしました。もっとも達成されるのは2012年ですが。
最近、私は山登りに熱中していますが、上から見るとサンティアゴの空気は最悪ですね。もっとも他の地区のチリ人からチリの空気が汚いのはサンティアゴだけですよと言われるかもしれませんが。日本も10年前はこの数字が0.6あたりまで行っていたようですが、最近は0.4位まで落ちているようですね。
海岸地方の水の汚染にも手をいれ海水浴客が安心して海に入れるようにチェックするらしい。特に5州の海岸は近くに汚染産業がありますからね。政府のがんばりに期待しましょう。

5) 来週テレトンが実施されますが、今年はあまり盛り上がっていません。何故かな?身体障害児の施設援助のための基金を集めるお祭りですが、チリ人はテレトンが好きで、随分前から盛り上がるのですが。今年は目標に到達するかな?