(経済) 

1) 株式市場
北朝鮮問題で緊張が盛り上がっていますが、南北朝鮮が戦争をして何かメリットがあるのでしょうか?戦争に勝って南北朝鮮を統一するというのが目標ですか?欧州もあちこちの国で経済危機が沸騰しています。アジア・欧州危機の連動で株式市場に大打撃。スペインは今週7%、イタリアは4.5%、ブラジルは3.8%と下げています。チリはその中ではマシなほうで0.2%アップでした。

2) ローヤリティ問題
CPC(工業商業連盟)の会長が来月変わりますが、現会長のギリサスティはピニェラ政権について、一番良かったのは33名の鉱山労働者の救出で、政府の意気込みと効率性の高さを示した。逆に問題なのはマインに課せられたローヤリティ税で、チリの鉱山にかけられる税金は世界的に見ても高いのにさらに高い税金を(地震復興の名義がついても)懸けるのは国際競争性からみても、外国からの資本の導入を妨げる面からも認められないとしています。

3) 発電問題
チリのこの問題は永遠に続くでしょうが、その一環として地熱発電が見直されています。北部ではエスコンディーダ、コルブン、ルクシックグループなどそうそうたるメンバーが政府に申請を出し、この発電事業に参入の意欲を見せています。と言うことは採算に合うのでしょうね。自分のマインに必要だから採算は度外視しても発電所が必要と言うなら理解できますが、そうではないようです。
ところで、新聞に日本政府高官の談話として、日本とチリはデジタルテレビ方式で合意したが、その他に日本は新幹線・港湾建設などの技術をチリに乙波できるとしています。さらに原子力発電所の建設を援助する用意もあるらしい。