(一般)

1) ヒューチャーブランド社がBBCと組んで世界各国のイメージを調査しその結果を発表していますが、それによるとチリは今年度19位もランクを上げました(昨年は59位、今年は40位) チリは例のサンホセ鉱山落盤事故以来、国のイメージを急速にアップさせたわけです。もっともランキングを見るとチリの上に32位バルバドス、36位ナンビア、37位バハマなんてあるので、どこまで信憑性のあるランクかなと思ってしまいますが・・・・。日本は今年は6位でした。

2) 今年度第1号の観光船がバルパライソ入港のニュースは先週、書きましたが、今シーズンは昨年より35%とか50%減少すると言われています。その理由は経済危機で高い観光船で旅行する旅行客が減少したとする理由より、チリの港湾使用料が他国より高く、観光船会社がチリへの旅行を制限しているらしい。またチリの領海内でのカジノの営業が認められないことも悪影響とか。
さてもうすぐチリの観光シーズンが始まりますが、今年の夏は、値上げの激しい国内旅行をやめ、ドル安もあって海外旅行がブームになるとか。さぁどうでしょうか。

3) チリはラテンアメリカの中で、携帯電話、液晶テレビなど電気製品の値段が一番安いと発表がありました。それは競争が厳しいので売るほうが利益をあまり計上できないのでしょうね。しかし翌日、新聞に投書があり、それを使う料金はラテンアメリカで一番高いのではないでしょうか?だって。
フーム、業者も売るほうだけではないですからね。何しろ携帯電話の場合、チリ人の人口より、携帯電話の数のほうが多いらしく、サービスを提供する電話会社の笑いが止らないでしょうね。

4) 犬による事故
今週、サンティゴアでよその飼い犬に噛まれて親子が死ぬ事故がありました。犬の飼い主は裁判所に送られました。飼い主がいてもこうした事故が絶えませんが、野犬の場合、誰が責任を取るのでしょう。各区役所の野犬係が、それを捕獲して安楽死させるのが一番簡単な筋書きでしょうが、それを始めるとすぐに動物愛護協会の人が噛み付いてきます。野犬の子どもが生まれないようにするのもおかしな手だし、野犬を集めて動物園のように飼うのは不可能だろうし。