チリの風  その396  10年10月31日―11月6日


年金生活になり、以前に比べると自由な時間が格段に増えました。とたんに運動量が増え、読書の時間が増え、ギターの練習・・とノビノビした生活になりました。人生最後の目標の藤尾の森の候補地を探しに12月からチリ南部に旅に出ます。すぐに見つかるわけはないし、時間はかかるでしょうが、のんびり、ゆっくり人生を楽しみたいです。それから小説を書き始めました。旅行記はそのつどブログに載せていますが、たまには小説もよいのではと思っています。
土曜日、日本人学校の運動会、その日のサンティアゴの最高気温は32度と完全に夏日和り。子供の元気な活動を楽しく見ました。しかしこんな元気な子供が成長すると覇気のない大人になっていくのは何故かな?その日の夕食はチリ人の友人が3人も来て皆でワイワイと楽しく。
日曜日、いつものようにマラソン練習。曇って気温の低い(この日のサンティアゴの最高気温は13度)、最後には雨になった練習でしたが、コース新記録を狙う細谷さんは最初からトップスピード。山口さんがぴったりその横。林さんもくっついて16Kコースへ。津田さんと私は10Kに出発。しかしドラマが待っていました。津田さんは2週間前、58分の自己新記録を出しましたが、この日も56分と記録を更新。ただしゴールしたとき余裕の全くない極限状態だったらしい。しかしこうして自己新を繰り返す彼の努力は素晴らしい。さて16Kのコース新は68分10秒ですが、待っているとなんと67分台で細谷・山口さんがゴール。やった!と私が叫ぶと、「違うんですよ、おなかの調子が悪くなったのでコースを短縮しました」と細谷さん。コース新は来週にお預けです。私はこの日、53分30秒で走ったので、来週から厳しい丘登りの16Kコースに再挑戦します。