チリの風  その395 10年10月25日―31日

すごいですね、チリの風、もう395号。このまま行くと年内に400号です。しかし飽きもせず良く継続されているものです。
さて65歳の定年を待たず、11月から年金生活に入ることになりました。で、暇になったのでセントロに行って見ました。モネダ宮殿の前に展示されている例のフェニックス2号を見るためです。33名の生き埋め鉱山員を救い出したカプセルですが、近くで見ると小さいものです。やせている私ならともかく太目のおっさんならよほど押し込まないと入りそうにありません。日本のJRのラッシュアワーみたいに救助隊が押し込んだのでしょうね。
木曜日の夜、なんとサンティアゴに雪が降りました。アンデス山脈は真っ白。近くの丘も千メートルを越える地点から雪だったとか。金曜日、ボンネットに雪を載せた車を見てびっくり。だってサンティアゴはもう初夏ですよ。その日の市内の最低気温は3度でした。この時期の雪は19年ぶりとか。私の記憶ではもっと夏に近づいたクリスマスの直前に市内に雪が降ったことがあります。
土曜日、日本人会で日本食フェア。朝、軽く走った後、アンデス会のうどん作りに参加。午後から夜までかかって二百食以上のうどんを作成・完売しましたが、クタクタになりました。アンデス会の人はほとんど私より年長なのですが、よく元気が続くものだと感心しています。
日曜日はいつものようにマラソン練習。山口さんと一緒に10K 。間違い、一緒にではなく、付き添ってもらい10Kを走りました。そのおかげで途中の坂も歩くことなく最後まで走りきりました。ちゃんと60分も切ったし。少し自信が取り戻せました。新しい人生には意欲と、気力と体力が必要ですからね。ところで日曜日の最高気温は31度でした。夏時間が始まっているので、今では8時を過ぎてもまだ明るいです。