(政治)

1) カトリック教会の恩赦
とうとうその要求が大統領に渡されました。大司教の訪問時、モネダ宮殿の前の広場に軍事政権時の被害者の会が集まり恩赦反対を叫んでいました。その後、新教のプロテスタントカトリックに対抗してなにやら要望書を提出しています。ピニェラはこれをどう切り抜けるか、見所でしたが、彼は賢明に闇雲に恩赦を実施するつもりはない。一つ一つの例を恩赦に値するか検討したいと切り抜けまっした。まぁ順当なところですね。全く無視すればカトリックを敵に回し、全部受け入れば、左翼側の強い反発も必至でしたから。

2) バチェレット政権の最後にいろんなことがあわてて行われたと言うのはかなり明白な事実ですが、今週、同じ傾向の問題が新たになりました。全国幼稚園連合で働いていた臨時職員が昨年12月に大量に正規職員になりました。何とその数1万人以上とか。これは新政権になって彼らが解雇されるのを防ぐためでしょうが、なんとその数が多いこと。その当時のトップは幼稚園の数が増えたため職員が増えるのは当然と平然とコメントしていますが、裁判沙汰になるのかな?
3) スポーツ振興局の次官は前コロコロの社長ですが、野党側からの攻撃で、所有していたコロコロの株を手放すことを発表しました。この記者会見で彼は涙ぐみましたが、それほど悲しいことなのかな?どうでもよいことでしょうか?
彼にそれを指示したピニェラ大統領はまだテレビ局チレビションの株を手放していません。