１） チリ人企業家が死体で発見される
キューバで社長業を勤めていたチリ人が (会社の構成は50％がチリ資本、50％がキューバ国家)、今週ハバナの自宅で死体で発見されました。キューバ政府はこれを自殺と発表しましたが、チリ人家族はそれを認めず、チリ政府はさらなる調査を同政府に要請しています。同社はキューバでいくつもの工場を持って事業を継続していましたが、最近汚職事件に巻き込まれ、同氏は検察から取調べを受けていたらしい。また国外逃亡を防ぐ意味から外国への出国は禁止されていた由。キューバなんて、国と問題を起こせば、いつでもこうした制裁？を受けるでしょうね？？？死体はサンティアゴに移され、葬式が行われます。
２） 日本人ハイカーの死亡
チリ南部の景勝地パイネを歩いていた日本人が川底に転落したのか死亡した模様。
私も昔、そのパイネに行ったことがあります。サンティアゴから飛行機で南に３―４時間飛んだところにあるプンタ・アレナスからさらに車で数時間行きます。世界最南端に近いところですが、山、渓谷、動物など見所の多い場所です。彼は今までアジア、アフリカ、アメリカを歩いてきたそうですが、チリで運がつきたのでしょう。私も彼と似た人生を送っていますから、ちょっとした運の差で彼は死んで、私は生き延びたのでしょう。彼の冥福を祈ります。
３） 世界の天文台の大多数はチリに
この十年ほどの間にチリの天文台に投資された金額は10億ドルにもなり、最近建設中のものが完成すると世界の大型天文台の60％はチリに設置されることになります．素人の私にはなぜかくも多数の天文台がチリに建設されるのか分かりませんが、チリの夜空は他国のそれより透明なのでしょうね。
４） 肥満児童の増加
チリでは最近、児童の肥満化が問題になり、各地の学校で問題の軽減を図る努力が続けられています。にもかかわらず最近発表になった数字では2009年は過去最高の数字で、肥満化阻止の運動が失敗に終わったことを示唆しています。やっぱり健康な食べ物を与えなければいけないところをジャンキーフードを食べさせているのでしょうね。おまけに運動を嫌がってテレビを見続けるとか・・・。
