(経済)

1) 政府は労働条件の変更の可能性を検討する委員会の設置を決めました。雇用者数を増やすことは地震被害からの復興には不可欠ですが、同時に会社側からは賃金や雇用条件の変更の柔軟性を要求してきており、それをどこで落ち合うかが問題になります。また最低賃金は昨年は165000ペソに設定されていますが、それをどこまでアップさせるか、通常はそれは物価上昇率をベースに決めていますが、昨年は物価上昇はほとんどありませんでした。ちなみに最低賃金は1990年は26000ペソ、2000年は10万ペソでした。急激にアップしていますね。