(一般)

1) マプチェ問題
これは09年中、話題になりましたが、今週スペイン人(バスコ人)が爆薬法違反で逮捕されました。彼はマプチェと一緒に、もしくはマプチェに爆弾の作り方を教え、各地にそれを仕掛けた疑いがもたれています。スペインのバスコも中央政府と戦いを繰り広げていますからね。

2) 一家族あたりの子供の数
チリでは一家族の子供の数が年々減少しています。1997年に平均2.3人だったのが2001年には2.0人になり、07年には1.8人となっています。
しかし平均寿命は年々上昇し、2000年には男性73歳、女性79歳だったのが07年には男性75歳、女性80歳に延びました。おめでとう。
それから日本では夫婦の間以外で生まれた子供は2%ですが、チリでは約50%になるとか。

3) サンティアゴの地下鉄
いよいよ1号線の東側路線は延長工事が終わり終着駅がミリタール学校駅からロス・ドミニコス駅になります。長い間ミリタール学校駅が終着だったので、それを知らない人はいったい1号線(東西線)はどうなったのかと混乱するかもしれませんね。さらに政府は6号線の開発を発表、4年後に開通する予定です。野党側はバチェレットの発表をマジかよと笑っています。あと3ヶ月で退陣する彼女が4年後開通の路線を発表することはないだろうということです。次期政権が決定するのが適当では?
もっとも4年後には、たとえ現在の与党連合が敗れたとしても、バチェレットが次期の大統領候補になって、再度、モネダ宮殿に戻ってくるだろうと言う噂もあります。