(経済)

1) チリの株式市場が世界ランキングのトップに。
うっそ!と言われそうですが嘘ではありません。本当です。世界の株式市場でチリとコロンビアだけが最近になってこれまでの最高記録を更新しました。つまり昨年の落ち込み分を取り返したというわけです。
しかし世界の数字を見ていると、その悲惨な有様に愕然とします。その例の一つではアメリカのナスダックですが、2000年3月に記録した数字が最高で、現在はその半分以下、日本の日経は同じく2000年4月が過去最高で現在はそのちょうど半分。つまり日本の平均株価は約10年前の価値の半分しかないのですからね。巨額の投資をしている組織・人間にはたまりませんね。上海市場も日本とほぼ同じ状況。株に投資するのは危険と言うことが良くわかります。

2) クリスマスは宗教的なお祭りですが、商業的にもとても大事な行事ですね。チリの今年の売り上げは昨年のそれを大きく越え、07年のレベルに戻ったとされています。一家族平均でクリスマスの使われたお金は10万ペソのようです。

3) ドル価格の上昇
1ドル500ペソを割っていたのが、最近逆にドルが強くなり、1ドル510ペソほどに戻りました。円も少し戻していますね。エウロも対ドルでかなり弱くなっています。ギリシア問題からエウロがさらに落ちると今度はドルの一人高になる可能性もありますが、崩壊寸前のアメリカ国の通貨が強くなるなんてすごく皮肉な結果と思いませんか?