(経済)

1) しかし今週のドバイの件は世界中に衝撃を与えましたが、冷静に考えれば当然でしょうね。いつまでもあの国が際限なく膨れ上がるはずがないですから。それを見抜けないようではプロもたいしたことはないですね。もちろんドバイの他にも同じような危機にある国は多くあるのでしょうね。
チリのペソ高で輸出業界は泣いています。日本の円高も、今年になってからの切り上げ率はチリペソやブラジルのヘアルほどの数字ではありませんが、異常ですね。誰かが仕組んでいるのでは?日本が没落すると得をする国・グループがあるのかな。さらに日本の株式市場も苦しいですが、チリも今週また大きく下げ、11月トータルで2,8%のマイナスになっています。31日の月曜日一日でそれを全部取り返すのは不可能でしょう。つまり11月通算もマイナスです。ちょっと前に、世界危機は終わった。チリはそこから真っ先に脱出した。これからは損をした分を取り戻すだけと言っていたのですが、チリの経済学者も見識が甘いですね。
またこれで私の年金が減ってしまった。イカン、最近、泣き言が続いている。

2) 銅の値段がポンド3ドルを越えて、チリにとっては最高のシナリオですが、金の値上がりも異常ですね。ドルやエウロの紙幣は信用できないから、金や銅に投資すると言う事でしょうか。
第3州と4州に存在する小規模金鉱山にピケロと呼ばれる個人鉱山士が集まっています。昨年は35人といわれた彼らが、今では350人を越え、更に増加中とか。中には10Mも地下にもぐったところで採掘作業をしている人もいるらしい。しかし金になるなら命の危険も冒してということでしょうね。