(一般)

1) インターネットの接続率
チリは人口当たり9,5%の接続率で、ラテンアメリカではトップです。1家族3人と考えればチリでは3分の1の家庭がインターネットとつながっていることになりますね。最も欧米ではそれはチリの2−3倍とずいぶんかけ離れているようですが。
少しはこれに関連しているかな?、チリの技術競争力が昨年の30位から少し上がって27位になりました。日本は12位と変わらず、欧米諸国の後塵を拝しています。

2) 砂漠のお花畑
チリ北部の砂漠地帯にお花畑が出現しました。これは雨の多い年に起こる現象ですが、草木が全く無い砂漠地区に突然、赤や黄色の花が咲き誇ります。第3州のコピアポ周辺にこのお花畑が多く出現します。ただし雨量がそれほど多くなかったのでお花畑の規模はそれほどではないとか。

3) 果物・野菜
チリ人が昨今、急激に肥満体質になっていることはマスメディアでもたびたび紹介されていますが、母親が自分の子供にちゃんとした食事を作る時間が無いとして、ホットドック・ポテトチップの類の食事を与えていることが問題視されています。世界保健機構の発表ではチリ人で適切な量の野菜・果物を毎日摂取しているのはなんと全人口の8%となっています。これでは問題が減少しませんね。

4) バルパライソ
バルパライソ世界遺産に登録されている第5州の歴史のある町ですが、名物のひとつにケーブルカーがあります。というのは神戸のような丘を背後にした港町ですから、住民が海辺の主要道路から丘の上の自宅に戻るのにこれを利用するわけです。観光客も一度は乗ってみたいと思うはず。ところがその客車が老朽化し路線の運用が民営のところは、採算が取れないと運行を中止するところが出てきました。最盛期の半分くらいしか現在では運行していないとか。寂しいですね。