チリの風 その334  09年8月10日―16日

この土曜日、武田さんを囲み、斉藤さん、娘のさやか、私の4人で食事をしました。民俗学研究の武田さんは、チリのあちこちで講演会をされましたが、彼のチリ大学での講義に娘が出席、そこで私との接触が生まれた次第。彼の研究テーマの一つにラテンアメリカにおけるイエズス会がありますが、私も彼らの大ファンなので話がはずみました。そのほかでは愛国心、日本の教育も話題になりましたが、現状のままでは日本の将来は暗いという見通しは4人共通のものでした。ところで、初期イエズス会の神父たちが持っていた人生に対する情熱は現在でも通用する立派なものではないでしょうか?
サンティアゴの今年の冬は実に穏やかでした。今週は最低0度、最高20度なんていう日もあって、半そでで歩けそうです。太陽の出るのも早くなってきたし、仕事を終えて会社のバスに乗るとき、少し前と違ってもう暗くありません。
でも週末、金曜日の夜からサンティアゴは雨になり、土曜日の日本人学校のサッカー教室は中止になりました。私のマラソンの方は、最悪で、金曜日、練習中に自転車と接触して軽傷、土曜日は雨で走れず、日曜日は山口さんと16Kを走ったら途中で、左足太もも痙攣でリタイヤ。1年に1度くらいこんな悪運もあります。