(一般)

1) 家屋の販売
世界的にマンション、家屋の販売は低迷していますね。もちろんチリもその例外ではありません。ところが、マンションの上を行く高級マンション(日本では億ションと言うのですか?)の販売が好調と今週のニュースにありました。
ラス・コンデスのエル・ゴルフ地区は高級住宅地ですが、そこに建設中のマンションは建設中で既に半分も売れているとか。広さが650M2で価格は12億ペソ(約2.5億円)とか。チリ人にも結構金持ちがいますね。
2) 高校生の反乱
先年、高校生の反乱があり、ペンギン革命ともてはやされましたが、今年もその継続の兆し。教職員のストで多くの学校が閉められていましたが、それが終わった直後、今度は学生の反乱です。しかし勉強しないで、大丈夫なのかな?
3) 新型風邪の拡張
しかし新型風邪が勢いを緩めませんね。チリでは患者の総数は1700名を越え、死亡者が2名になっています。昨年の同時期、新型インフルエンザが無かったときの風邪による入院患者と比較すると今年は150%アップとか。2倍以上の患者が出ているわけですね。
4) 私服警察官の年少児売春事件
日本は制服警官と私服警官は同じ組織に属していますが、チリではそれぞれ独自の機関となっています。今回、バルパライソのキャバレーで私服警官が年のいかない女子に売春行為をさせていたとして数名起訴されました。現在は停職になっていますが、有罪になれば免職です。
さらにこれが発展して、毎年のように行われるチリとアメリカ海軍の合同演習があった際、アメリカ海軍の軍人がこのキャバレーで年少児売春事件に関連したとされ、チリ海軍責任者に弁明が要求されています。
チリの警察は一般的に他のラテンアメリカ諸国のそれと比べるとクリ−ンですが、バス会社やトラック会社の敷地にパトカーが入ってきて、勝手に給油して出て行くこともあるそうで、キャバレーに入って無料接待を受けるのを役得と考えるのも出てくるわけですね。
5) スキー場開きが延期
だって雪が降らないから、スキーができるわけ無いでしょ。来月はじめまで待ってくださいとか。スキーファンもスキー場関係者も泣いていますね。
6) 雑誌ザ・エコノミストの発表では世界で最も住みやすい都市は1位バンクーバー、2位ウィーン、3位メルボルンとか。南米ではトップがブエノス・アイレス、2位がサンティアゴ、3位がモンテヴィデオの由。サンティアゴの問題点は治安の悪化とインフラが整っていない点らしい。識者の話ではサンティアゴは上と下の差がひどすぎる。同じ都市でも東部の区はトップクラスで西部の区は最悪レベルと厳しい評価をさしています。ここに長い間住んでいる私はそれらの意見が良くわかりますが・・・
7) 冬休み
 一部の学校が閉鎖されていたことは報告していますが、通常のクラスでは冬休みが近づき、どこに旅行に行こうかと計画を立てている家族が増えています。海外旅行が若干減少する分、国内旅行が増加するらしい。今人気のあるトップ7はイキケ、サンペドロ・デ・アタカマなどの北部地方に、中部のラ・セレーナ、ビーニャ。それに南部のプコン、プエルト・バラス。最後にイースター島とか。今年は昨年に比べ、同じパック旅行が最高40%まで値下がりしているらしい。旅に出るチャンスですね。皆さんはこのうち何箇所訪問したことがありますか?私ももちろん全部です。