(政治)

1) 大統領選挙に新風が出ています。すでにお知らせした若手のホープ、日系のオミナミ議員の息子(実子でなく養子ですが)マルコ・エンリケが着実に人気を上げています。なんと決選投票に彼が残ったとすると彼は与党側の統一候補フレイをしのぐ投票を集めるかもしれないとなっています。与党側の候補フレイの老人ぽさは悲しいほどですが、それを貫禄とか経験としてもてはやすか、若くてハンサムな新候補の声を聞いてみるか与党側は分裂するかもしれません。それを避けるため与党側は候補者の父親に社会党副党首を辞任するよう求め、カルロス・オミナミはそれを了承、息子の応援にあたるもよう。しかしこれはオバマ人気のように旋風になる可能性を秘めてきましたよ。
2) バチェレットはアメリカ訪問し、オバマ大統領と歓談する予定。日程は6月23日とか。
国民はその前の来週21日の大統領演説に注目しています。 5月21日はイキケ海戦の記念日で祝日、毎年この日に大統領は次年度に向けた政府の公約、そしてその実施状況を発表することになっています。バチェレットとしては最後の演説です。野党側は政府の公約不履行を訴え、政府側は公約は90%実施されたと胸を張っています。