(経済)

1) しかし原油の価格は落ちているのに、銅価格は急上昇ですね。チリにとって最高のパターンです。アメリカは失業率が急上昇し、自動車メーカーの破産の日が近いというのにダウ・ジョーンズは上昇。何を考えているのかな?このおかげでチリの株式市場も浮上を続け昨年末からの失った部分の取り返しを見せています。
もっともチリの1部上場企業の経営者の75%はこの世界経済危機はまだ最悪状態に達していないと楽観はしていません。
たとえば、ワインは2月の輸出は前年対比21%のダウンと厳しいスタート。おまけに売値も下がっているとか。
2) 先週の話題のトップだった、薬局会社の談合問題はいろいろの方面から取り上げられていますが、究極的な解決策はなく、極端なのは国が薬局を経営しろとか。怒った消費者がそのグループの薬局に卵をぶつける事件も発生しています。
疑惑の3社のうち、1社は談合を認め、ほかの2社はまったくそういう事実はなかったと白を切っています。
裁判で単に罰金刑になるのか、首脳陣が刑務所入りするまで行くのか世間は注意してみています。
3) アメリカだけではありません、チリの失業率もじりじり上昇中です。最近の発表で12月―2月の失業率は8.5%まできました。農業の季節が終了して来て季節労働者が首になったと言われますが、ホンマかな。たって2月ってまだ夏ですよ。
最悪、10%、人によっては12%まで失業率は増えると見られています。