1. とにかく不景気でしょう。売れ行きが落ちるのが普通なのに、ファースト・フード（ジャンク・フード）のチェーン店は売れ行きを伸ばしています。なんでマクドナルドやケンタッキーに人が入るのか、私にはさっぱりわかりませんが、昨年も１０%以上の売り上げアップとか。チリ人を不健康にする元凶ですよね。
2. 麻薬の使用、売買はここ数年チリでも問題化されていますが、もちろんチリは麻薬業者にとって重要な市場ではありません。しかし今週メキシコの麻薬業者のメンバー3名が逮捕されましたが、チリを北米に麻薬を送付する基地にする作業が行われているらしい。メキシコのこの種のグループの強さは驚異的で、彼らの基地のある町では犯罪率の高さは異常で、すでに警察の手に追えず、軍隊が出ても町の平安を維持できないところまで来ているらしい。いやはや。
3. 町のあちこちに仮説の事務所やテントが張られているのを見かけます。これは車の税金を払うためのものです。チリでは年に1回、3月に車の保有税（使用税）を払う必要があります。この税金が各区役所にとっては重要な収入源なので、お客さんの便宜を図ってあちこちに事務所を出し、皆さんの居住先、勤務先の近くで手続きをしてくださいというわけです。この手続きをするためにはいままで交通違反で罰金の未払いがないかとか、強制自動車保険に入っているかなど調べられます。今のところ、各事務所はガラガラですが、これが最終日になると長蛇の列です。チリ人って最後の日にしか支払わないんですよね。
4. ブドウの収穫祭
この週末、６州コルチャアグアでブドウの収穫祭がありました。みんなでアサード（焼肉）を楽しみ、クエッカを踊り、大きな器にいっぱいのブドウを入れてその中にカップルが入ってブドウを踏むのですね。タラタラとブドウのジュースが出てきます。ワイン好きの人にはたまらないお祭りでしょうね。
