(一般)

1) マドンナ
  今週の話題はマドンナでしょうね。テレビも新聞も連日彼女の動きを細かく報道していましたから。高い入場料をとっても国立競技場を満員にして行われた2回のコンサートで13万人の観衆が彼女のショーに酔いしれました。しかしもう50歳になった彼女がエネルギッシュに歌い踊るのには驚きますが、身体を見ると鍛えているのが分ります。たいしたものですね。

2) 貸し自転車
  プロビデンシア区で貸し自転車を始めました。40台の自転車を区内の自転車置き場に配置して登録者が自由にのれるようにするもの。登録料はわずか月1000ペソ。安い!うまくこの仕組みが機能すれば、タクシーに乗らなくても区内の移動が簡単になりますね。私の住むラス・コンデス区もしないかな?

3) 薬局の談合を摘発
  チリの薬局は3つのグループが薬品販売の90%を占める独占状態ですが、そのグループが談合して価格の釣り上げを図ったと検察が発表。この談合で2700万ドルの不正な利益を上げたとして合計4000万ドルの罰金支払いを要求しました。グループはもちろん不正なことは全く無いとし裁判所で争うことになりそうです。デパートやスーパーマーケットをもつ会社が薬局分野にも進出し、昔なら四辻にあった小さい家族経営の薬局を駆逐して彼らの独占市場にしてしまったもの。談合ってどこの国にもあるものですね。

4) 殺人事件
  殺人なんて世界中どこでもありますが、先週のチリの風に書かれた事件は注目です。親族でもなんでも、遺産や保険金目当てに殺しまくる、中年女性とそれに雇われた殺し屋の話ですが、その殺し屋が、彼女に頼まれて彼女の元夫とその友だちの二人を殺したと白状しました。実はその二人を殺したとして一人の老人が逮捕されているのです。その老人は今回、無罪として放免されました。検察がそのエラーを認めたものの、小部屋に閉じ込められ白状するまでここから出さないといわれ、70数歳の老人は自分がやりましたと白状したらしい。しかし事実は小説より奇なりって本当ですね。

5) 観光国ランキング
  何でもいいじゃないですか、チリが世界の上位に入れば。フュチャーブランド機関の発表で自然の素晴らしい国トップ10にチリが入りました。
  ニュージーランド、カナダ、タヒチなどの後ろですがチリも堂々のトップ10です。チリの売り物は北部の砂漠、南部のパタゴニア、その他に火山、湖、川が人気を集めています。その他に場所としてはバルパライソ市、チロエ島が推薦とか。チリ在住の人は北から南までチリ訪問を楽しんでくださいね。日本からはチョット遠いけど、来るだけの値打はありますよ。