チリの風   その299  08年11月17日―23日

さて先週と同じく、サッカーの女子日本代表の話です。木曜日、会社を休んで行ってきました、Wカップの試合に。初戦は対カナダ。サンティアゴにあるサッカー場として国立競技場、コロコロのモヌメンタル球技場、ウニオンのサンタ・ラウラ、そしてカトリカのサン・カルロスには行ったことがありますが、フロリダ球技場に行くのは初めてでした。改装なって、なかなかのもの。警備はかなり厳重でした。
さて試合の結果ですが、チリの新聞の選評に、「カナダと日本は互角の戦いと見られていたが、試合が始まるとすぐにそれは間違っていたことがわかった」とありましたが、日本が2対0で圧勝。近くの席のチリ人観客を味方にして応援ももりあがりました。しかし90分も叫び続けると喉もかれてしまい、翌日は会社で休養状態。すみません。
日曜日の第2戦、対ドイツはお祭り騒ぎ。在チリの日本人が約200名、応援団を結成。日本から来たサポーターがリードしての大声援。彼は私に「自分は代表チームを応援して世界各地を訪問しているが、ここほどファンの暖かい応援を見たことがない」とコメント。これで、サンティアゴ在住の日本人の質の高さが分るやろ。
地元チリももちろんこの大会に参加しています。初戦の開会式にはバチェレット大統領が国際サッカー連盟ブラッター会長と一緒に出席。ここまではバッチリですが、肝心の成績は初戦の対イギリスに負け、2戦目のニュージーランド戦も3対4の惜敗・・・と1次予選突破できず。