(一般)

1) 爆弾騒ぎ
   イランやアフガニスタンとは比較できませんがチリでも公共の場所に爆弾を仕掛ける事件があります。経団連、銀行、教会、大学、ブラジル大使館、モネダ宮殿などがその被害にあっています。今のところ死者が出るまでの大事件にはなっていませんが、もちろんこれが昼間の人通りの多いところで起これば多数の死傷者を出すのは当然です。不思議なことに今までこの種の犯罪で検挙者が全くいません。政府は問題を過大評価しないとしているようですが、もう少し本気に捜査してほしいもの。
   ちゃんと調べた方がいいですよ、バチェレットさん

2) 新しい祝日
   こんなバカな話があるのかな?急に10月31日を祝日にする法案が提出され、国会で承認、決定されました。バチェレットはその承認された法案にサインしニコニコ顔でテレビのカメラに手を振っていました。ニュースキャスターがあきれた顔で選挙の直前にこんなことをするなんてとコメント。この祝日とはチリで300万人を占めると言われるキリスト教の新教グループの祝日です。カトリックの祝日はもうあるのでバランスをとってということでしょう。しかしマジでやってるんかな?
祝日ってそんなふうに決まるの?チリは年間の祝日が16日もあって、他の南米諸国より多く、少しの労働で沢山の収入は無理ですよ、バチェレットさん。

3) 新しいカジノ
   サンティアゴから50キロほど南に行ったところに新しいカジノが出来ました。しかしチリ人もカジノが好きですね。全国各地にカジノがあります。で、その新しいカジノは今週からオープンとかでテレビのニュースに正装した客がオープニングに参加しているのが出ました。
   次の日の新聞の投書欄に、「カジノ管理局が9月にそのカジノを審査して20項目ほどのペンディング事項を申し渡したのに、オープニングがすぐ後に実行されたのはおかしい」とありました。最悪なのは高速道路からそのカジノに入る道の建設がまだ終わっていないことで、カジノ管理局がカジノを管理するのなら、その管理局を管理するのは誰かときつい締めくくりでした。
   選挙前なら何でもするのかな?バチェレットさん。

4) 中国産の練乳、粉乳に毒素が混入している可能性があるとして、製品の販売停止が行われていましたが、この度、厚生省は製品の検査結果を発表しメラニン色素など有害物質は検出されなかったとしました。このためチリ国内における販売が許可になりました。ただしその他の中国産お菓子などはまだ検査中のようです。

5) 日本人観光客が温泉(熱湯)に落ち重傷
第9州リカンライにある温泉を訪問していた50人の外国人観光客の一人がグループから離れ、立ち入り禁止の場所に入り、熱湯のたまっているところに落ちたもの。その日本人観光客(50歳)は命の危険のあるほどの重傷の由。どうしてそんな危ない所に入ったのかな?

6) アメリカ人大富豪が日本捕鯨に挑戦
ダクラス・トンプキンスと言えばチリでもっとも知られたアメリカ人です。第11州を中心に日本の関東地方に匹敵するほどの広大な土地を持っていますが、その彼がアニマル・プラネットの番組と協力して南極に行き日本捕鯨船の操業阻止船に乗り込みます。とにかく金のある彼はヘリコプターで鯨の位置を捜し、その地区を船で周遊、捕鯨船が来ればランチャーで捕鯨阻止活動に出るらしい。
その作戦の名前はムサシと言われる由(!?)

7) サンティアゴ日本人学校
この日曜日、学校の紹介が新聞一面を使って行われました。27年の歴史を持つ学校で過去に500名の生徒がここで学び、現在は35名の生徒が在籍中とか。兜の写真があり、この学校ではカブトを飾って日本の歴史のサムライ精神を教えているとコメントあり。