(スポーツ)

1) オリンピック
   社内で昼食時どうしてブラジルやアルゼンチンに比べ、チリのスポーツは振るわないのか話題になりました。
   新聞の論壇にこれに関した論文が掲載されましたので、紹介します
   筆者はハイメ・ピサロで、彼はサッカーのチリ・ナショナルチームのキャプテンも勤めたことがあります。現在はスポーツ振興局の局長職についています。彼によると、「一般にチリ政府がスポーツ振興に予算を使わないからスポーツが振るわないといわれるが、それは正しくない。何故なら金メダルを幾つも取ったジャマイカやケニヤのスポーツ予算はチリのそれ比較して多いといえないからだ」なるほど、それは言えている。
「じゃ、チリ人はスポーツに向いていないのか?本質的にチリ人はスポーツが出来ない国民なのか?このような差別感、批判意識、劣等感はもつべきではない」フーム、じゃ結論は?
  「20歳以下の女子のサッカー世界大会実施を機会にチリに競技場を各地に設置するが、それを地域のスポーツ振興に使用する。スポーツをしたくてもその場所がない問題をこれで解決する。そして多分、これがチリスポーツの最大の問題、欠陥と思われる各スポーツ機関の代表、コーチの充実、レベルアップを図る。これでチリ社会にスポーツが普及されていくだろう」
   成功を祈る!

2) サッカーのチーム別南米大会が進展していますが、それに参加中のチリのカトリカは2回戦の初戦を本拠地のサンカルロス・デ・アポキンドでパラグアイオリンピアと戦いました。これに見事に4対0で勝利し、3回戦進出に1歩を踏み出しました。翌日、私は会社の中で一人でカトリカの応援歌を歌って盛り上がりました。カトリカはコロコロやチリ大学のように沢山のファンがいませんからね。
国内リーグは先週と同じく、コロコロとチリ大学がトップを走っています。

以上