(経済)

1) コデルコはチリを代表する国営鉱山会社です。最近の銅価の高値安定にもかかわらず、近年、その生産コストが急上昇して利益が大幅に落ちています。そこでなぜ他の民間会社に比べて生産コストが上昇するのか調べていくと、不可解な支払いが幾つも出てきました(何で今ごろ?もっと昔に調べれば良かったのに)。
それはこの政権で何度も問題になっている不可解な雇用契約で、国家議員やその関係者がアドバイサーとして同社から多額の給料をもらっていました。これって国鉄やその他の公営企業、さらに刑務所などの施設でも出ている問題です。
じゃコデルコの場合、誰が、いつから、何故雇用されて、どれだけもらっているのかはっきりさせてもらいたいですね。こういう場合出てくるのは決まってキリスト教民主党(DC)関係者です。
   国鉄の場合は前総裁(DC)と前大統領ラゴスの結びつきが浮かび上がってきています。ねっ、やっぱりDCでしょ。

2) 韓国が3度目のチリ産豚肉の輸入禁止を実施しました。
しかし何故今まで2度閉じた扉をまた開けたのか不可解ですが、一部のチリ産豚肉に有害物資が入っているのははっきりしており、チリ政府も何百トンもの豚肉をゴミ場に廃棄させています。これをもっと前にすっきりしなければいけなかったわけですね。遅い反応でした。