チリの風  その285 8年8月11日−17日

金曜日がカトリックの祝日で休み。3連休になりましたが、チリ中央部は大雨になってしまいました。首都圏はたった80ミリの雨なのに、浸水洪水騒ぎ。サンティアゴ南部の主要道路が冠水で歩行者が向こう側に渡れません。排水工事が終わりましたので今年からもう浸水騒ぎはありませんと政府が発表した地区にもこの騒ぎが出て、地域住民から厳しい批判が出ています。チリにはこんな基礎的な工事を完成させる能力が無いのかな?外人がチリの悪口を言うとチリ人に嫌われますが、これをいっているのはチリ人です。
ところで個人的なことですが、ショックなことがありました。財務庁管理部から命令書が着いて10日以内に未納金、罰金、金利を払わないと私のアパートを差し押さえる、また刑務所に収監もあるとなっています。その理由はマリン・ハーベスト社に関する案件とありました。私はその米資系の水産会社と全く関係がありません。調べて分かったのはその会社のRUT(登録番号)と私のそれがほとんど同じで数字が一つだけ違っていました。つまりその会社が労働者との争議か何かで未払い金があるのを、同社にではなく私に請求してきたもの。国のエラーで私の住居が差し押さえになるなんて、いや、ひどい話ですね。この件、上手く落着できるのかな?