チリの風  その283 08年7月28日―8月3日

サンティアゴは金曜日にかなりの量の雨が降りました。翌日の山の美しさは・・・抜群でした。アンデスは雪をかぶって神々しいほどの白さ。その荘厳さを見ながらの16Kマラソン練習で、今週は校長と走りましたが、彼は最後に驚異の粘りを見せ、この冬のレコード86分でゴール。素晴らしい走りでした。
さて週末、コンサートがあったので行きました。モーツァルトが続いたので久しぶりにベートーベン。交響曲の第6番、田園でした。いつもは2階席をとるのですが、今回は指揮者近くの一番前の席。聞き応えがありました。イントロが始まるとすぐにのめりこみました。第3楽章、ベートーベンらしい全力投球式の場面では指揮者の額が汗に濡れ始め、チェロの演奏者も顔面紅潮してくるのが良く見えました。ただ前の弦奏者は良く見えましたが、後ろの管のセクションは2階席と違って全く見えません。でも感激して演奏会を後にしました。