チリの風  その277  08年6月16日―22日

今週首都圏では水曜と木曜日に雨が降りました。今年の冬は水不足と言われていましたが、そうでもないようですね。
先週末に風邪を引きかけましたが、マラソン練習で汗をかいてなおしました。
さて週末にサンティアゴ市営劇場にオペラを見に行きました。ベルディの仮面舞踏会です。舞台に登場の歌手が80名とずいぶん派手でした。
先月、ウィーンのオペラハウスでワグナーのオペラを見ましたが、どう違ったでしょう。どちらの会場も満員の観衆でしたが、観衆の服装はチリのほうがスポーティで向こうは正装の人が多かったです。しかし舞台装置ではチリの方が優れていると思いました。場面の変換がスムースで動きがありました。
それにチリでは舞台の上に翻訳が出て見やすかったですが、ウィーンの方は客席近くに小さな電光掲示板が付いているだけでした。
オーケストラについてはもちろん優劣があるのでしょうが、素人の私にはどちらも素晴らしかったです。結論としてチリもたいしたものですよ。